飼い猫をおとなしく留守番させる方法|猫は何日まで留守番させても大丈夫?

やんちゃのわりには寂しがりやで、わりとデリケートな性格をもつ猫。

それだけに、猫がおとなしく留守番していてくれるか不安で、落ち着いて旅行やおでかけができないこと方もおおいでしょう。

ただ、そうはいっても出張や旅行などで何日か家を空けなければならないときもありますよね。そんなとき、猫は何日まで留守番させても大丈夫なのでしょうか?

今回は、猫をおとなしく留守番させておく方法について詳しくご紹介しますね。

飼い猫をおとなしく留守番させる方法

猫にとってもっとも精神的に安心できる場所は、自分の縄張りでもある自宅です。猫のためにも、できれば自宅で留守番させておきたいですよね。

しかし、帰宅したら部屋中がぐちゃぐちゃに散らかっているなんてことも。そこで、猫がおとなしく、快適に留守番してくれる方法をご紹介します。

①一人遊びができるおもちゃを用意する

猫はひとり遊びが大好きです。おもちゃがあれば夢中になってくれるので、退屈しないようにさまざまなおもちゃを用意しておきましょう。

  • 電動で転がるボール
  • 猫が抱きしめてキックして遊べる『けりぐるみ』
  • 新しい大きめの爪とぎ

おもちゃのサイズはなるべく大きめにしておくことを意識してください。パーツが細かいものや、小さいサイズのものは、猫が遊んでいる間に間違って飲み込んでしまう原因になります。

ほかにも、いつも猫が遊んでいるおもちゃのネズミなどを、少しジャンプしないと届かない高さのところに吊るしておくのも、猫の興味を引くおもちゃになりますよ。

②キャットサークルを用意する

部屋の中にはさまざまな物が溢れていますよね。服や帽子、集めているフィギュアやコスメなど、いくら高いところに置いておいても猫はジャンプしますし、器用なタイプは引き出しを開けてしまうことも。

好奇心旺盛な猫の場合、電気コードをかみ切ってショートさせり、ビニール袋をかぶってしまって危険なことになった、という話もあります。

「危険なものもいっぱいあるし、部屋に放して出かけるのは心配だ」という方は、キャットサークルに留守中は猫をいれておきましょう。

とくに子猫の場合、高いところに上って降りられなくなる危険や、いたずらや誤飲の危険もあります。キャットサークルに入れておくことで、こうした危険からも遠ざけることができます。

③飼い主の匂いがついたものを置いておく

飼い主の匂いが付いたものは、猫にとって留守番の寂しさを紛らわしてくれるアイテムです。意外と猫は寂しがりやなんです。

洗濯してきれいになったものよりも、普段使っている毛布やシャツを置いていってあげましょう。

④ご飯や水の容器を余分に置いておく

猫を留守番させるときにとくに大事なポイントはご飯や水です。

そのため、ご飯はいつも食べているフードを別々の場所に日数分よりもすこし多めに2つ以上置いておきましょう。留守中にもきっちりした分量を食べさせたいのなら、自動給餌器がおすすめです。餌が出てくると、飼い主の声が流れる機能がある自動給餌器もありますよ。

また、水はなくなると命にかかわるといわれるほど、ご飯よりも大切です。留守番をさせる場合、最低でも水を入れた大きめの容器を2つはおいておきましょう。

猫は退屈になれば飲み水でも遊ぶので、水の入った器をひっくり返す可能性があります。最近では自動で用意してくれる自動給水器も売っています。給水器は水を絶えず循環させており、常に清潔な水を飲ませられるのもうれしいですよね。

給水器を使用する場合でも、停電などもしものときを想定して、もう1つ水飲み用の器を用意しておきましょう。

⑤温度調節は万全にしておく

猫が快適に留守番するためには部屋の温度も大切です。猫は汗腺を持たない動物なので、夏の暑さにうまく対応できません。

夏場は熱中症対策として、カーテンを閉めて室温が25~28℃になるように設定しておきましょう。エアコンを使うときは、猫が風邪をひく原因になってしまうので急激な温度変化にならないように気をつけてください。

エアコンの設定は、弱冷房や除湿などに設定しておくのがおすすめです。

冬の場合は、暖房は必要ありませんが、毛布などで寒さ対策をしてあげましょう。毛皮を着ているからといっても、猫も寒がりますからね。

とくに子猫や老猫は体温調節がうまくないので寝床を窓から遠ざけるなどして、あたたまれる場所を確保してあげる必要があります。

ヒーターや電気カーペット、こたつなどの電気を使う暖房器具は、倒してやけどする、電気コードを噛むなどの危険が考えられるので留守中の使用は控えてください。

猫は環境の変化に弱い

猫はとても環境に弱い動物です。そのため、自分の縄張り範囲から全く知らない場所に連れてこられると、ストレスを感じてしまいます。

ひどいときには、猫が『急性ストレス』になってしまうことも。できることなら、猫は自宅で留守番させてあげましょう。

自宅での留守番は1~2日が理想

猫が留守番できる理想の日数は1~2日です。3日以上家を空けてしまうと、猫のご飯が新鮮でなくなりますよね。猫は新鮮なものが大好きなので、日が経つにつれご飯を食べなくなる可能性があります。

なかでも最大の問題はトイレです。猫は1日にだいたい1~2回、多い時には3回ほど排便をする動物です。

猫にはデリケートな子が多く、トイレが汚れていたり、臭いがきついとトイレに入りたがらず、別の場所で出したり我慢したりしてしまいます。

我慢しすぎると便秘や膀胱炎などの病気になったり、悪化すれば命に関わることも。トイレ事情を考えても、自宅での留守番は1~2日が理想だといえるでしょう。

ペットホテルよりも自宅がおすすめの理由

ペットホテルには猫以外の動物も泊まっている場合もあります。知らない場所で慣れないケージに入れられ、猫以外の鳴き声や匂いなどがするなかで長時間過ごすことは、猫にとって大きなストレスになります。

ストレスで食欲が減退することや、被毛が剥げてしまうこともあるほど。

無理にペットホテルに預けるよりも、家を空けるのが1日程度なのであれば、家で過ごさせてあげる方が猫にとってはストレスがかからないのです。

もし、留守番中の状況が気になるという方は、ペット用のWEBモニター―を自宅でまわして留守番中の猫の様子を確認しておくのがおすすめです。

安いもので5,000円ほどから売っており、24時間リアルタイムで映像が確認できます。ほかには、自動給餌器とWEBモニターが一体化したものや、音声通話が可能なもの、さらには遠隔操作のレーザーポインターで猫を遊ばせてあげられるものも。

留守番中の猫を確認するWEBモニターを、一台設置してみるのも面白いかもしれませんね。

長期間家を空けるならペットシッターやペットホテルに依頼する

もし、長期にわたって家を空ける場合はペットシッターに預けるのがおすすめです。
1日に1~3回ほど家に来てご飯や飲み水の管理やトイレの掃除など猫の世話をしてくれる場合が多く、自分の縄張りで過ごせるため猫も精神的に安心してくれます。

ただし、全くの見知らぬ人がいきなりお世話をすると、猫が警戒して隠れ、姿を全く見せないこともあります。

ペットシッターを利用する予定がある場合は、事前に何度か自宅に来てもらい、猫と顔見知りの関係になってもらうように準備しておきましょう。

一方で、「常に誰かが自分の猫を見ていてくれなければ不安だ」という飼い主は、ペットホテルに預けましょう。

ただし、飼い主もおらず見たこともない場所で過ごすことは猫にとって大きなストレスがかかります。

なかには、飼い主が迎えに来るまで何も口にせず、ずっと不安定な精神状態のまま過ごしたという猫もいます。

猫の性格を考えたうえで、長期間家を空けるときはどちらに預けるか検討してくださいね。

まとめ

今は留守番させる予定がなくとも、いつ必要になるかはわかりません。とくに暑さが厳しい夏や、寒い冬の留守番は猫もつらいものです。

猫がより良い環境で留守番ができるように、日頃から準備しておきましょう。そして、帰宅したときには「留守番、がんばったね」とたっぷり甘やかしてあげてくださいね。

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